NAKAYAMANAKAYAMA

CASES課題解決例

課題・ミッションMISSON

刃先の摩耗を軽減させ生産効率向上を目指す

Burr of PSP cut surface

マグネットシートの打抜きにおいて、シートの材質に含まれるフェライト(酸化鉄)の影響で刃先の摩耗が激しく生産効率が悪い。
刃先の摩耗が軽減できる刃物はないか?

使用刃材:SID50 0.7x23.6 7080 ∠43°(センター刃)
打抜対象:マグネットシート 1.0mm

ナカヤマの解決策SOLUTION

通常のトムソン刃は刃先高周波深度が「0.3」である。
これを刃先高周波深度「0.5」に変更した「SID50」を提案。
刃先硬化層を通常よりも深くしたことで、刃先の耐摩耗性の向上し生産効率アップが期待できる。

高周波深度比較イメージ

使用結果

SID50を使用することで刃先の摩耗が軽減され、刃物の耐久性アップに繋がった(生産効率の改善)。
マグネットシートに限らず、刃先の摩耗が懸念される材料の打抜きに有効である。

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