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CASES課題解決例

課題・ミッションMISSON

薄物段ボール打抜きの「バラケ」を解消し、生産効率を大幅に向上

Burr of PSP cut surface

マイクロフルートは、段ボールでありながら美粧印刷が可能な上、板紙よりも強度があり、さらに軽量化できることから、近年EC配送用など多くのパッケージに採用されています。

マイクロフルートの打抜き加工現場では、「生産効率の改善(作業工数の削減)」、「製品品質の向上(美粧性)」などの課題を解消したいというニーズが高まってきております。
そこで注目されたのがナカヤマの“NOZOMI”です。

“NOZOMIは一定ピッチで極小ニック加工を施した刃物で、抜型製作時、打抜き加工時にニック加工が不要です。
加工された製品のニック痕はほとんど目立たなく、さらに手ムシリでの落丁作業が容易になることや、安定した速度での打抜加工が可能になると高い評価をいただくことができました。

しかし、新たな課題が生まれました。

マイクロフルート(Gフルート)の打抜き加工に“NOZOMI(ニック深さ0.15)”を使用した際、打抜き加工中に製品がバラケてしまうケースが発生。
バラケが発生してしまうと、打抜き加工の運転速度を上げることができません。

せっかく品質面では高い評価を得ていたのに、生産効率が思ったように向上しない。

「品質と生産効率の両方を実現したい」——それがお客様の切実な課題でした。

ナカヤマの解決策SOLUTION

ナカヤマは現場の声に向き合い、NOZOMIのニック深さをより深く設計した新製品「NOZOMI DEEP」を開発しました。

● ニック深さを0.25mmに設定(通常NOZOMIの0.15mmより0.10mm深く)
● ニック幅も0.20mmに拡大(通常の0.15mmより広く)
● 硬さを5075に引き上げ(通常NOZOMIは4575)、より高い耐久性を確保
● ピッチ2.5mmは維持し、安定したストリッピングと手ムシリの容易さを引き継ぐ

■マイクロフルートへの適合検証

マイクロフルートに対して“NOZOMI DEEP”を使用し、打抜き検証を実施。
ニック深さを変更したことによって、打抜き加工中の製品はバラケることなく安定した加工速度を保持できることを確認。

導入効果

■バラケの問題が解消し、大幅に生産性を向上させることに成功

●打抜き加工中に製品がバラケることがなくなり、加工速度が安定
●加工速度は従来よりも大幅に引き上げることに成功し、生産効率が向上
● 手ムシリでの落丁作業の容易さはそのまま維持
●抜型製作時、打抜き加工時のニック加工は不要という工数削減効果
●ニック痕が目立ちにくいことによる美粧性の高い仕上がり

■ マイクロフルート市場への新しい選択肢

“NOZOMI”が「品質」で評価されたなら、“NOZOMI DEEP”はそこに「生産効率」を加えた完成形です。
とくに美粧性を求めらるマイクロフルートを加工される現場で品質と生産効率の両方を実現できる新たなスタンダードとして提案しています。

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